人口1人あたりの歳出と費目の計算ツール


決算カードの住民基本台帳人口(決算年度の1月1日現在)。


普通会計の歳出合計。決算カードは千円単位です。

目的別の費目(千円)
性質別の費目(千円)
費目 金額(千円) 1人あたり(円) 歳出に占める割合

この結果は目安です。前提: 1人あたり = 金額(千円) × 1,000 ÷ 人口、割合 = 費目 ÷ 歳出総額。目的別(民生費など)と性質別(人件費など)は同じ歳出を別の切り口で分けたもので、足し合わせると二重になります。決算カードの人口と歳出は年度の時点が違うため、厳密な指標ではありません。

入力した数値は送信されません。ブラウザの中だけで計算します。

使い方と計算の根拠

自治体の決算カードから、人口と歳出総額、主な費目の金額を千円単位でそのまま写してください。住民1人あたりに直した金額と、歳出全体に占める割合が表になります。決算カードは総務省の「財政状況資料集」のページと、各自治体の財政のページで公開されています。

計算は単純です。費目の金額は千円単位なので1,000倍して円にし、人口で割ると1人あたりの金額になります。割合は、費目を歳出総額で割っただけです。たとえば人口5万人の市で民生費が90億円なら、1人あたり18万円、歳出250億円に対して36%です。

費目には2つの分け方があります。民生費・教育費・土木費・議会費は「目的別」で、何のために使ったかで分けたものです。民生費は福祉(高齢者、障害者、子ども、生活保護)、教育費は学校や図書館、土木費は道路や公園、議会費は議員報酬や議会の運営費です。人件費・扶助費・公債費は「性質別」で、支出の形で分けたものです。人件費は職員の給与、扶助費は生活保護費や児童手当など住民に直接渡るお金、公債費は借金の返済です。2つの分け方は同じ歳出を別の角度から見たものなので、民生費と扶助費のように重なる部分があります。

1人あたりの金額は、規模の違う自治体を比べるための共通のものさしです。ただし人口が少ない町村は、同じ役場や議会を維持するにも1人あたりでは高くなり、都市部は土地の値段や人件費の差が出ます。比べるときは人口規模が近い自治体の平均と並べてください。

注意

決算カードの人口は住民基本台帳の1月1日現在、歳出は4月から翌年3月までの年度の数値なので、時点がずれています。大きな施設の建設や災害復旧があった年は、土木費や公債費が一時的に跳ね上がります。1年分の数値だけで多い少ないを判断せず、複数年の推移と同規模団体との比較で読んでください。国や都道府県からの補助金で賄われた分も歳出には含まれるので、1人あたりの金額が高いことが、そのまま住民の負担が重いことを意味するわけではありません。

出典